深澤さんのダンスに惹かれる理由

KISSIN' MY LIPSを始めてみた時はやっぱり自担である佐久間さんにセルフマルチアングルしていたのですが、初回盤Bに収録されている公式マルチアングルをみて他担狩りをされました。

 

その相手とは、深澤辰哉さんです。

 

 

そこで、深澤さんのダンスに惚れてしまう理由を考えた結果、この4つが要因なのかなと思っています。

理由① 曲の解釈

理由② 目線の使い方

理由③ さりげなさ

理由④ スタイリング

 

まず理由①について(ここたぶん一番意味わからないです)

私がキッシンを初めて聴いた時の感想は「オシャレ~」でした。見ての通り全然ダンスにも歌や曲にも詳しくはありませんので、めちゃくちゃ感覚で話します。

 

初めて聞いた時、「オシャレー!でも割とさわやかだなー」と思ったことを覚えています。「キスを強請ってるからそういう場面なのだろう」と思っていたので若干齟齬があると言いますか、何と言いますか、正直すこし自分とは解釈が違うなって思いました。

色で言うなら曲が表現したいのはマゼンタ、彼らの歌はターコイズと水色の間みたいな感覚です。


曲のマゼンタに対して歌声の水色はなんとなくポップで若すぎる気がして違和感があったのです。

 

でもインストを聴いたら全然違いました。

 

もう圧倒的ネイビー

 

ゴリゴリに夜だった。「あ、やっぱそうなんだ」ってスッと入ってくる感覚がありました。

 

ここでやっと深澤さんのダンスの話になるのですが、彼のパフォーマンスめっちゃネイビーだなって思ったのです。

振りを大きく表現しすぎないのが理由なのか、テンションがフラットで、理性的で、余裕があるように見える。それが私の思ってた曲の世界観と一致して「深澤さん大優勝!!」になったのかなって考えてます。

ただ、この曲が表現してほしいのは、どっちかというとラウや佐久間さんのような情熱的で官能的なダンスだと思うんです。女の人が男の人を誘惑してキスを強請る曲だから。マゼンタを感じるようなパフォーマンスが全体としては合っているのかなと思います。

 

ただ、背景が水色じゃマゼンタはポップな印象になってしまうし、黒色じゃまがまがしい色合いに思えてしまうし、白色じゃ妖艶さはでない。

ネイビーが背景だからこそ、私は曲に色気を感じたのかなと思いました。

 

ゆきちかさんのブログで「舞台に立つ人には配役がある」という趣旨の文がありました。もしそうなら、この曲に出てくる女の人をさくラウは演じていて、深澤さんは背景や曲の持つ雰囲気を担っているのかもしれないなと考えました。

また、曲の世界との出入りを自由にできるというのも一つ要因かなとも思います。ホントになんで?と思っているのですが、キッシンでは深澤さんにソロパートはありません。(1番Aメロの『shhh......ah!』を除く)

あのリアコボイスなんでここで使わんの?と思ったのですが、ソロパートが多ければ多いほど深澤さんは背景ではなく人物になってしまうかもしれないから、彼から醸し出される色はネイビーではなかった可能性がある。だから、このソロパ無しのおかげで背景を司る深澤さんの不思議な雰囲気やダンスに触れることができたのかもしれない。なので文句を言うのは我慢します。(Grandeurの『流した涙で越える Borderline』では感情大爆発みれて幸せでした。)

 

全体として、深澤さんのパフォーマンスが出す色と私が持つ曲の色への解釈が一致したから、他担狩りされたんだろうな、と結論付けました。

 

理由② 目線の使い方

 

深澤さん始めは目線をこっちにくれるんですけど、しょっぴーの「Tell me baby now」あたりから全然見てくれなくなります。(ちなみに隣のだてさくは椅子回すところ前をキッと見つめている。)なのに、深澤さんは椅子を見てる。これが曲の世界に接続してない深澤さんなのかなって思いました。でも12月のFNSでも同様に、顔は前に向けているけど若干下を見つめていたので、もしかしたらこだわりなのかもしれません。わからないけどすごく深澤さんの儚さが演出されてるのでここの目線外し大好きです。グイグイ迫る曲に反して何かを諦めてるような、後ろめたさを感じているような、そんな印象を与えるものになってるので是非見てほしい。

 

で、こーじソロパ前の「hey」で急にこっちを見つめてきます。

 

心臓に悪い。

 

この急に目線をあげる動きだけで、来るぞ来るぞ感がすごい。さっきまで横から曲の世界を俯瞰していた人が急にキッシンにクランクイン。

 

あとそもそも深澤さんって雌雄眼で切れ長で睫毛バッサバサとかいう色気オンパレードなおめめをお持ちだなって思っているので、こんな目線の使い方されたら困ってしまいます。惚れる。

 

2番も始めはあんまり見てくれないし、アピールもしない。でもサビで急に「俺を見ろ!!」と言わんばかりにスキル見せてきたり、表情動かしたりしてくる。

オンオフの切り替えがすごすぎてどんな人なのかが分からないミステリアスさを感じてしまいます。

だから惹かれるのかなって思いました。

 

理由③さりげなさ

 

サビの「Everybody be saying slow down」と「Just take my hand and speed up」の間の足と身体でノるところ、深澤さんは肩まで動かしていたり、二番サビの「Everybody be saying slow down」で肩・首・足を使って音ハメしてたりと、大きくはないんだけどさりげなくスキルを見せてくるのがずるいなあとすごく思います。

このさりげなさは深澤さんの運動神経の良さから来てるのかなと思ったり…

そういうところから大人の余裕が見えるというか…

だから惹かれてしまうのかなと思いました。

 

④スタイリング

ほんっっと個人的に衣装がドツボで…

深澤さん細身だからこそちょっと太めのパンツが似合うし、派手柄のシャツもめっちゃ似合ってて…(少クラのBBS衣装もドツボ)

お色味もブルべ冬大勝利ネイビーで儚さも出てるなと…。

またちょっとオーバーサイズなのが若さを出してるというかなんというか、私の感じた「夜感」とのアンバランスさに目が離せなくなってしまう、そんな気がしました。

 

ここまでの4つの理由から深澤さんの儚さや大人の余裕感、まとめて

「夜感」が出てるのかなって思いました。

私はKISSIN' MY LIPSを聴くと深澤さんのマルチアングルを今でもつい思い浮かべてしまうほど、深澤さんの魅力にやられてしまっております。すこしでも共感してもらえたらうれしいです!

 

なんで好きなのか言語化したいだけの謎備忘録でしたが、勝手に納得できて個人的に満足しました、楽しかった!!

 

今度は2D2Dマルチアングルの佐久間さんをなぜ怖いと思ったのか考えてみたい!